歩行中に足裏がつるという方がいらっしゃいますが、これもアーチが崩れた状態で歩くことが根本的な原因と考えられます。
実際に、歩行中に足裏がつるという方の足を見てみましょう。 一見、普通のフットプリントです。

しかし、この方の本来の足、つまり、アーチが整った状態のシミュレーション結果を実際の足に重ねてみると、全く違うフットプリントになっていることが分かります。母趾球の位置が全く違います。
つまり、立ったり歩いたりするときは常に、アーチがつぶれて足裏が自重によって伸ばされた状態になっているわけです。そして、歩行時には、その伸ばされた状態のまま足を蹴って足底腱膜が縮もうとするため、常に足裏全体が酷使された状態になっているのです。
このような状態が歩行中に足裏がつる主な原因と考えられます。
また、こうした状態は、恐らく足底腱膜炎になる可能性も孕んでいます。
歩行中に足裏がつるという不具合の原因もアーチが崩れた足で生活していることでした。
足のアーチは大切ですね。
それでは、また。
この記事へのコメントはありません。