靴の良し悪しは、しばらく履いて歩いてみないとなかなか分からないものです。 「散策日記」シリーズでは、弊社で製作した靴を履いて横浜近郊を散策しながら、履き心地を確認していきます。横浜近郊は観光地も多いので、レジャーの参考にもなれば幸いです。
2022年12月3日(土) 横浜の天気:晴れ
今回はこのパンプス(6cmヒール)を履いて確認していきます。 前足部に紺色の鳥獣戯画の和装地を組み合わせたデザインパンプスです。6cmヒールですが、踵に重心を置いてまっすぐ立てる設計のパンプスです。
さて、今回の散策日記は、日没後の東京湾の夜景を堪能できる、横浜大さん橋から東京・竹橋桟橋までのクルーズです。東海汽船社が運航なさっている「さるびあ丸」で、約1時間半をかけて夜景を楽しみます。 さるびあ号は、伊豆諸島の島々と東京・横浜を結ぶ定期連絡船です。今回は、全運航経路のうち、横浜(大さん橋)~東京(竹芝桟橋)の部分だけ乗船させて頂きます。
当日の横浜の気温は最高12.1℃、最低6.1℃。たくさん着込んで万全の防寒対策で乗船したため、出発前の甲板は風もなかったことも幸いして余裕でしたが、出発すると場所によっては風が強く非常に寒いため、船内で購入できる甘酒で暖をとりながら甲板からの夜景を楽しみました。(初めは余裕だったので、勢いビールを購入してしまいましたが、これは失敗!)
JR関内駅から大さん橋まで行く途中の風景、出発前の横浜みなとみらい、乗船風景、ベイブリッジ、レインボーブリッジ、下船後の竹芝桟橋、JR浜松町付近のイルミネーションと、見どころ満載の夜景クルーズでした。
羽田空港付近を航行中には船の上を飛ぶ航空機の腹部をみるという体験ができ、この音と映像の迫力はなかなかのものです。残念ながら、カメラの性能の限界により写真は撮影できませんでしたが、絶え間なく離発着する、夜空に飛び交う複数の航空機の様子は、さながらスターウォーズのようで一見の価値があります。
船内に席を確保するプランにすると、このようなシートが利用できます。寒さに耐えられなくなったときに避難していました。
寒さに加え、夜景に堪能しているうちに、1時間以上ずっと立ち通しだったので少々疲れました。立ち通しの場合、足裏で体重をずっと支え続けるので、圧力が変化せず足裏の負担が固定化して負担を感じやすい気がします。そんなとき、このシートに座って足裏をマッサージしたら復活し、残りの夜景も堪能できました。
その後、竹芝桟橋から20分ほど歩いて夕食をとり、電車で帰宅。この日は、17:00頃から23:00頃まで冒頭のパンプスで過ごしました。
私の場合、右足の横アーチが崩れて外反母趾気味のため、外出し始めは良いですが、徐々にその状態が顕著になり第4趾と第5趾の先端が押されがちになります。そのため、第4趾の末節骨底の上部が靴に当たって、帰宅の頃には辛かったです。 ちなみに左足は右足のようなトラブルはないので、終始快適に過ごせました。
右足の対策としては、横アーチパッドかな?
次回、この靴を使用する際は、横アーチをサポートするパットを検討してみます。
それでは、また。
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