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靴選びの要諦-足の骨格の崩れを知る(4)

足は人体の中でも最も複雑な構造で、26の骨、114の靭帯、20の筋肉からできているそうで、かのレオナルド・ダ・ヴィンチは「足は人間工学上の最高傑作」と表現したとも言われているほどです。

足は立体的に理解することがとても大切なので、模型を使って説明を進めます。

足のアーチ 足の骨格の模型

二足歩行をする人間の足には、内側のアーチと外型のアーチ、そして前から見た時に現れる横アーチがあります。何万年という途轍もない時間をかけて進化してきた人間工学上の最高傑作の基礎がこのアーチ構造というわけですから、結論から先にいえば、靴選びの要諦とは「アーチを維持できる靴を選ぶこと」に他ならないのです。

前回までのブログで、モリっ!としたアーチの例を見てみましたが、そういう足とは、骨格がこの模型のようになっている足ということです。 このアーチ構造を頭に入れた状態で改めて私の以前の足(下図中の右)を見直してみると、一目瞭然、ひどく崩れてしまっていることが分かります。ぺちゃんこです。とほほ、、、

足の模型とアーチが整った足と崩れた足の比較

どおりで、どんな靴を履いても合わないわけです。「靴が合わない」=「長時間履いていると局所的に痛くなる」という意味です。

次回以降、快適な靴を選ぶという観点から、足の骨格を考えていきます。

では、また。

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