靴が痛いのは足が崩れているから
例えば、下のような足の場合、真正面から見ただけでは普通の足に見えますが、真後ろからみると、右足の踵が内側に倒れてしまっていることが分かります。また、右の真横からみると、下腿(脚)の軸が左足は垂直なのに、右足は前傾になっていて、骨盤が左右のバランスが取れていないことが想像できます。画像はありませんが、実際、この方の骨盤の右側が前に出ています。
そして、左右の足のサイズは異なっています。
従来、ご自身で靴を選ばれるときには、このような状態に合う靴を選ばれることになります。 しかし、実は、そのように選ばれた靴は、本当に合っている靴ではありません。

ヒールでも履けるようになります
先ほどの足について、オレンジ色の本来の足のシミュレーション結果と実際の足を比較すると相当違うことが分かります。特に、右足について本来の足と比較すると、踵の位置がかなり異なっています。 これだけ右足のアーチが崩れていると、単純に左右の足長が異なる靴を選んで、足長を左右でそれぞれ合わせるような選び方の靴では長時間快適に歩くことは困難ですが、クァオリアの設計方法なら快適にご使用頂けます。

本来の足に合わせた靴
大抵の場合、この本来の足に合わせて製作した靴は、「本当に私に履けるのかな?」と思われるほど、実際の足からは想像できないほど細身のフォルムの靴になります。もちろん、今の崩れている足とは違う、本来あるべきアーチが整った足に合わせた靴のため、足のアーチや立ち方、歩き方を意識して日々の生活を送る必要がありますが、徐々に慣れて、足も変化していきます。すると、足が本来のアーチが整った足に近づき、これまでヒール・パンプスを痛くて履けなかった方も履けるようになっていきます。
デザインは、毎年ミラノで開催される、世界中から最新のレザーが集まるLineapelleで探索された革や和装時など、常時50種類以上ある素材から選んで、ご自身のテイストに合わせて製作できます。 今まであなたも知らなかったご自身の本来の足だけでなく、あなたのテイストにも合った、世界に一足しかない靴。幼少期に新しい靴を買ってもらった時、「早くお外に行きたいなあ・・・」と心待ちにしたワクワクした気分が蘇ります。


歩けば歩くほど足が整う
そして、このような靴に徐々に足を慣らしていきながら普通にご使用頂くうちに、徐々に足と脚全体で使用する筋肉バランスが変化して足のアーチも本来のアーチに近づいていきます。1年後の足のスキャン結果と本来の足のシミュレーション結果を比較すると、かなり近づいていることが分かります。特に、崩れが酷かった右足は本来の足にかなり近くなっています。

クァオリアのヒール・パンプスの使用前後(黒色:使用前、オレンジ色:使用後)の足を比較すると、右足のアーチが整うと共に、左右の脚も真っ直ぐになり、骨盤の歪みも緩和しました。

身体の土台のアーチが整うことによって、O脚気味だった脚も真っすぐになって美脚に近づきました。


このように、あなたの本来のアーチが整った足に合わせて製作するクァオリアのオーダーメイドシューズをご使用頂くと、足・脚の使い方が変化するだけでなく、美脚も期待できます。